アプローズの坂下です。
企業様の若手研修、今年もオーダーを頂き2日間の研修を行いました。
1年目から3年目の社員を対象とした若手研修は、若手の社員たちが年を追うごとに
見事なまでに成長しているのを見れる機会で、今年も私たち講師の期待を遥かに超えて
ぐっと逞しくなっていました。
去年2年目だった社員がしんがりの3年生に。今年からアプローズで
コンサルティングも兼ねて関わっているメンターメンティ制度の効果もあってか、
4月に比べても質問力も各段に向上。
またアドバイスのコメントにも優しさと厳しさの中に「育てよう意欲」が滲み出ていて感動。
去年新入社員だった社員は2年目に。不安だらけだった去年の今ごろはどこへやら。
もうすっかり一人前になっていて、今年の新入社員に「本質はそこじゃぁない」と
諭している姿に、私たちも背筋が伸びる思いでした。
今回の研修では、とにかく全員が自分の成功も失敗も、嬉しいことも悩みも、思い切って
自己開示できたからこそ、本音のフィードバックやアドバイスを送り合えていたのが印象的。
先輩は自分の失敗談から現在までを語りつつ、後輩のこれから直面するであろう
困難を乗り越えられるヒントをくれ、入社数カ月の新入社員は悶々とする悩みを
素直にぶつけ、共感されたり叱咤激励されたりなど、情熱の化学反応が起きまくり。
もちろん、場作りは私たち講師たちが担いますが、もうそこは綿密にプログラムを
作成していたので大成功。
2日目のラストは、社長へのプレゼンテーション。
若手ならではの視点で理想の会社像を、現状の問題やその改善策と併せて伝えました。
未来の在りたい会社像を熱っぽく提言している姿は、現場の第一線にいる彼らだからこそ
見えること、改革したいことが沢山詰まったものでした。
「素晴らしい」という言葉でくくり切れないほど感動のフィナーレ。
その後の懇親会で大いに乾杯し、更に流れて大カラオケ大会など、一介の講師が
どこまで付き合うんだ状態。最後は完全にスナックのママと化してました(笑)。
こんな幸せな人財育成と研修にがっぷり四つで関わらせてもらえていることに感謝。
現在は達成感と安堵感と心地よい疲労感。今年も若手社員から沢山のエネルギーを頂き、
また明日から上向いて胸張って頑張れそうです。