
7月に入り、出勤やアポイント等、対面の活動が徐々に再開され、街中の活気も戻ってきたように感じます。
仕事のメンバーやお客様と会って、言葉を渡し合える喜び、大切さを改めて感じた方も多いのではないでしょうか。
オンラインでは誠意や想いを伝えるのは難しい?
弊社では、7月は対面とオンライン半々の割合に戻りましたが、4~6月はオンラインにて研修を行いました。
中でも【オンライン・リモートトラスト研修】の実施が最も多かったのですが、
その背景には、「オンライン上での信頼関係を築くのが難しい」というご相談が多くの企業様からあったからです。
お客様に対しても、さらには社内のチームメンバー間においても、オンラインで誠意や想いを伝えることが難しいとのお話でした。
対面でも信頼はすぐ築けるわけではないのに、ましてや会わずしてどうやって築けるのだろうか…?
弊社の研修では、まずは「信頼とは?」についてディスカッションを行います。
信頼とは? 信頼関係を築くために日頃心掛けていることは?
一朝一夕でできるものではない、約束を守り続ける、まめに声掛けや挨拶をする、いつでも相談に乗れるようにする…などなど。
人によって信頼の捉え方や心掛けていることは様々でした。
それでも、根幹に流れているのは、「相手を信じたい、自分を信じて欲しいという気持ち」でした。
信用=それまでの行為、業績などから、信頼できると判断すること
信頼=信じて頼りにすること。頼りになると感じること (「大辞泉」より)
それぞれの意味を考えると、信用は客観的、信頼は主観的、といった感じでしょうか。
「信頼の気持ち」どのように伝えていますか?

そして、ここからが今回の本題。
ディスカッションの最中にふと出た言葉。
「気持ちはあるんだけど、それを示すことがなかなかできないんだよね~」
うーん、わかります。大きくうなずきました!
頭ではわかっていて気持ちもあるのに、示すことができない。
これはオンラインに関わらず、対面でのコミュニケーションでも同じことが言えそうです。
研修やコーチングセッションでも、部下やメンバーに対しての真摯であたたかい気持ちと、実際に示している態度とのギャップに悩んでいる方(まだ気づいていない方)が多くいらっしゃいます。
気持ちがあっても伝わらなければ、思っていないと捉えられてしまうんですよね。
あまりにももったいない!もったいないおばけが出ます(懐かしい・・・年代が?!笑)
私たちは、「この人は信頼できるな」と感じる視点を持ち合わせています。
そう、私たちは自分で気づいていない内に、自然と態度や言葉に出してそれを表していることが多くあるのです。
「信頼の気持ち」を伝えることが信頼関係を築く第一歩
「私はあなたを信頼しています」そして、「私を信頼してください」という信頼の気持ちを、自分がどのように表現しているか
会社のメンバー、上司、部下、同僚、家族、友人…に対して、普段どんな態度で「信頼」を伝えていますか?
更にもう一歩進めると…
そのことを相手と共有ができたら、より深い信頼関係を築くことができます。
相手から向けられる心を受け取り、更には自分の心も受け取ってもらえるように。
それを実感できる頃には、信頼関係は、更に強固な絆になっているのでしょうね。
コミュニケーションの会話スキルやマナーは、こんな気持ち・心を示すツールのだと考えています。
そう捉えると、スキルやマナーの受け取り方、見え方も変わってきますね。
まずは、あなたにとっての信頼とは何ですか?
それをどのような態度で示していきますか?
※弊社では、リモートで効果的な信頼関係を築く方法をお伝えする『リモートトラスト研修』を実施中。
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