部下の目標達成をサポートするフィードバックのスキル

最終更新: 3月26日



先日実施したコーチング研修の中で、お互いに日頃の仕事についてフィードバックをし合うワークを行いました。

同じチームでいつも顔を合わせている皆さんでしたが、改めてメンバーからもらう言葉に、感激&喜び!

「こんなにしっかりと見てくれていたんだ、泣きそうです・・・!」との言葉が出ました。

いつものメンバーがしっかりと自分を見てくれている、しかも自分でも気づかなかったところまで・・・!

嬉しさで泣きそうになる気持ち・・・分かります。

同時に、フィードバックをくれたメンバーへの信頼感も更に高まりますよね。

そこで、今回はコーチングのフィードバックの効果と、伝え方をご紹介します。

ビジネスシーンでも、部下の育成や目標達成をサポートする際に役立つスキルです。



コーチングにおけるフィードバックの効果

そして、企業研修で行うフィードバックのワークは、受講者様がザワつく場面でもあります(笑)

「難しい・・・」「何て返したらいいの?」という声がよく聞こえてきます。

そうですよね。相手に見たまま感じたままズバリ伝える事は、普段の会話ではあまりしないですし、言いにくいというのもありますよね。一方で、冒頭のような「自分ってそんな風に見えるんだ、全然気づかなかった!」

「普段なかなか言ってもらえないので、教えてくれてありがとう」という感想が多く出てくるのも事実です。



部下へのフィードバックは客観的視点を与える

私たちはどうしても自分自身を客観的に見る事ができません。(良い面も悪い面も)

録音した自分の声を聞いて、「えっ!私ってこんな話し方しているの?」とびっくりするのと同じですね(笑)

スポーツをやっていた方はイメージできると思いますが、良いフォームにするためにコーチから、手をもっと伸ばす、足をもっとゆっくり動かす等、客観的に教えてもらう事で良いフォームに近づくことができますよね。

ビジネスも同じです。

例えば売上に対し、今どのくらい達成していて戦略は適切か?更にいい方法はないか?など客観的な視点が重要になります。


これがまったくないと、今自分はどこにいるんだろう?この道は合っているのかな?から始まり、自分はここにいて大丈夫?必要?などと良からぬ方向に行ってしまう場合もあります。

部下をしっかり観察し、今ここだよ!こんなフォームだよ!と伝える事。これがフィードバックです。

そして、フィードバックを機能させるには、部下と上司が同じ目標をきちんと共有する事が大前提としてあります。(これがないと、部下は「えっ?それ別に目指してないですけど。逆に言われてショック!」と逆効果になりますのでご注意を・・・)



部下の目標達成に効果的なフィードバックのコツ

では実際に、部下との会話でフィードバックが効果的な場面と、伝えるコツを見ていきましょう。


●フィードバックが効果的な場面

①部下が目標に向かって進んでいる時(励まし)


②部下の視点・考え・行動が固まり、堂々巡りをしている時(きっかけ作り)


③部下が発した言葉以外のものを察し、言葉と矛盾を感じた時(指摘)


●伝え方のコツ

①Iメッセージを使う

・Iメッセージ「私には~見えます」=部下が周りに与えている影響を示す時に効果的です。  

                 

(例)私にはあなたがいつも心配しているように見えます(Iメッセージ)



Youメッセージを使う

Youメッセージ「あなたは今~しています」=部下が無意識にやっている事に気づかせる時に効果的です。

Iメッセージよりも指示命令に聞こえがちなので、指摘よりは励ましの場面で使うほうが良いかと思います。


例)

・ゆっくりだけど着実にできるようになっていますね(Youメッセージ)

・話をする時、いつもパソコンを見ながら話していますね(Youメッセージ)


フィードバックを部下がしっかりと受け止められるようになると、部下の目標達成へのスピードがぐんと速まります。

同時に上司も、部下からフィードバックをもらうことをおススメします。これができると、お互いの信頼関係が深まり、上司自身も更に成長する事ができます。



アプローズでは、より実践的なフィードバックスキルを身につけられる企業研修を行なっております。ぜひお問い合わせください。



「人生の豊かさは、他人からどれだけフィードバックをもらえたかだ」というステキな言葉を聞いたことがあります。

フィードバックは「愛あるギフト」だと思って、たくさんあげて&もらってくださいね。

  • Facebook

© 2020 Applause.inc All rights Reserved.