「褒める」と「承認する」の違いとは?①


皆さんは、人を褒める事は得意ですか?

研修でも多くの方が、「褒める事が必要なのはわかっているけど、何か恥ずかしいし、難しいですよね~」とおっしゃいます。特に上司や先輩の背中を見て学べ!で育った世代の方々(我々もその世代です・・・)から多く聞かれる言葉です。

いざ頑張って褒めても、部下から「急にどうしたんですか?!」と言われてしまったり、逆に、わざとらしいと引かれてしまったりするそうです。そして、無理矢理褒めている自分も疲れる、と。



誰だって褒められるのは嬉しいこと

弊社の研修では、相手のいいところを観察し、伝えるというワークを行います。

日頃指導する立場の管理職の皆さまもこのワークでは、パッと表情が明るくなり、それはもうニコニコ顔です(笑)


そう、どんな方でもいつになっても褒めてもらうのは嬉しい事ですよね。

そして、誰かに褒めてもらう事で、やる気が出たり、モチベーションが上がったりする事も皆さんも経験でお分かりだと思います。


「ええ、それはわかっているけれど、その褒めるが難しいんだよ!」

…と、冒頭の言葉になりますよね。




褒めるのが難しいと感じる方におススメの方法

そんな方にお勧めしたいのが、コーチングのスキルの一つである「承認する」です。

「承認する」とは「相手をしっかりと観察し、見えてきた事実を伝える」事です。

「褒める」と似ているのですが、「褒める」は伝える側の考えや相手に対する評価が入り、「承認する」は評価が入りません。


例えば・・・


「毎朝の挨拶、一番にしてくれるね」

「新しい取り組み、もう1か月も続いているね」

「前月より売上げが3割もアップしたね」


この様に「承認する」は、「あなたをしっかり見ていますよ」という気持ちを込めて、事実を伝えるだけで十分なのです。


「え?事実を伝えているだけでしょ?」と思われるかもしれませんが、人は、自分の存在や、考え、行動を見てくれていると実感する事で、安心し、やる気が湧くものなのです。

髪を切った次の日、職場で「髪切ったね」と言われると嬉しくなりませんか?

気づいてくれないとちょっと寂しかったりして。

タモリさんの「髪切った?」あのセリフは、まさしく承認を伝える言葉ですね。(古いですか?笑)



承認することで相手との信頼関係も大きく変わる

相手を承認するためには、日頃から相手を観察する事が必要です。

いつもどんな表情をしているか、何を頑張っているか、どんなことにこだわっているか、得意な事は何か?


褒めるって難しいな、と苦手意識のある方は、相手をじっくり観察し、この承認する事を是非行ってみてください。小さな事でもOKです。職場での信頼関係を無理せずに築くのにとても効果的だと思います。



次回は「承認」について、もっと深くお伝えしたいと思います。

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